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奥様は黒幕??『ワンダ・ヴィジョン』S1EP4をザックリとレビュー

一応の答え合わせ回なんだけど…

オススメ強度:★★★★

気持ち的に、MCUらしいドラマを目の当たりにしてワクワクした感じが50%、残りの50%でワンダのキモさにドン引きしてる感じ。

アプリにDLして、観たらすぐ寝るつもりだったけど、居ても立っても居られなかったので堪らずコレ書いてます。というワケで『ワンダ・ヴィジョン』第四話目。シーズン通して1/3は消費された感じか。今回は、言ってみれば答え合わせな回。

『ワンダ・ヴィジョン』は文字通り、ワンダとヴィジョンを中心としたコメディタッチなドラマだった。しかし世界は時代錯誤そのもので、住人達は勿論だが、当のワンダ&ヴィジョン夫妻も何やら不審な感じだった。

彼らに、そして街に何が起こったのか? ジェラルディンは何処へ行ったのか? 今回、その"舞台裏"が遂に明らかとなるのだが…

※ネタバレ注意!!

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冒頭、病院内で次々と復活する人々にまず驚かされた。IWの時からそうだったけど、VFXの灰の描写がとにかく怖過ぎる。ジェラルディンこと"SWORD"のモニカ・ランボーは病室で不意に目覚めた。そして五年の間に起きた、あまりにも悲しく、苦々しい現実を知る事となる。IWからEGに掛けて、消え、そして復活した人たちのシビアな背景が思い起こされる様で、ココだけ観たら到底同じドラマと思えない(汗)

また劇場版MCUシリーズで印象的だった、脇役キャストの面々も見逃せない。ソーのシリーズから、生意気な口調が鼻につく科学者のルイス(カット・デニングス)、アントマンからFBI捜査官ながら何となく不器用そうな風体のジミー(ランドール・パーク)*1、そしてキャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースの戦友だったマリア・ランボー(ラシャーナ・リンチ)。

今回、"SWORD"の成り立ちとモニカのバックボーンが、序盤で簡単に明かされる事となるんだが、モニカの気の毒さがMCU中でも抜きん出てしまっていて悲し過ぎる… しかし、彼女と同様に家族を失っているワンダとの鍵になりそうな気もする。

『ワンダ・ヴィジョン』という、存在しないハズの奇妙な番組。果たして、その黒幕はワンダその人だった。どうやらワンダはウェストビューという街をまるごと結界で覆い、住民たちを巻き込んで『ワンダ・ヴィジョン』という架空の番組を検閲、監督しているらしい。

ワンダの気に障ったモニカは外へと吹き飛ばされた。謎が解明される一方で、新たな謎が次々と噴出する『ワンダ・ヴィジョン』。来週もまた、見逃せない。

ヴィジョンはワンダのお人形さんなのか?

第四話の配信直後から、あっちこっちでヴィジョンの顔が貼られていて変なトラウマになりそうだ… *2どうやら傷心のワンダが引き起こしている様に伺えるウェストビューの騒動。だとすると今のヴィジョンは、ワンダにとって体の良いぬいぐるみちゃんで、『ワンダ・ヴィジョン』は彼女が仕掛けた壮大なごっこ遊びなのかも。 キモイし怖過ぎる… こうなってくると最早シットコムとして笑えないと思うんですけど… 

ともかく劇中劇である『ワンダ・ヴィジョン』は勿論の事、今後はモニカ、ルイス、ジミーら外部からの視点にも要注目だ。

*1:ラングのカードフリップをマスターしている!!

*2:…というか気付いたらもう駄コラまで造られてる!?