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遂に黒幕が姿を現す!!『ワンダ・ヴィジョン』S1EP7をザックリとレビュー

たぶんリアリティ・ショーのつもりだと思う…

オススメ強度:★★★★

冒頭からワンダの独白で始まる今回のエピソード。その後も場面が移り変わる度、ヴィジョン、ダーシー、アグネスの本音ダダ漏れなトークが続いていく。クリップで挟まれたヴィジョンのアーマーに目が留まる。カメラの画質やアスペクト比も改善し、今までの『ワンダ・ヴィジョン』中でも一番現代に近くなってる感じだ。

撮影機材がモダンに切り替わったのは良いとして、ドームの中の奇妙な雰囲気は終わる気配が無い。ドームが急拡大した影響か、日用品や家具が勝手に姿を変えてしまう事に困惑するワンダ。他方、父親ヴィジョンが不在で、不安がる子供たち。しかし、ビリーとトミーの心配も尻目にワンダはひとりの時間を満喫したいらしく、挙句の果てに双子の子守まで放棄し、アグネスに任せる始末なのだった。

同じ頃、ドームの内外でカギを握る人物たちの動きが活発化。空き地で目覚めたヴィジョンは、ドームに取り込まれたダーシーに救援を求め、モニカとウーは協力者から新たな装備品を受け取る準備を始めていた。一方のヘイワードもヘイワードで、何か企んでいる様子だが…

※ネタバレ注意!

キャラバンのトラック内で、ヴィジョンにアヴェンジャーズの事の次第を全部打ち明けるダーシーのシーンが切なかった。思い返せばエンドゲームから一か月も経ってないワケで、ヴィジョンにしてもワンダにしても色々整理が付かないハズだ。

興味深いのはモニカだろう。ダーシーは前話でドーム内にもう入らないよう、モニカに警告していたがワンダを想う彼女の決心は固く、単身ドームへの侵入を決行する事に。強烈な電磁波(?)に晒されながらもドームに入らんとするモニカ。内部に入った瞬間、モニカの瞳孔は青く輝き*1、ワンダのテレキネシスに対抗している様な描写も伺える。もしかして、このウェストビュー事変がミュータント誕生のキッカケになるという事か!?このままドームが無くなったら中の住人達はどうなってしまうんだろう。

再び現れたモニカに動揺を隠せないワンダ。何とか説得したいモニカだったが、アグネスに落ち着くよう促されたワンダは、そのままビリーとトミーの居るアグネス宅へ。しかし、家の中に双子の気配は無い。アグネスに尋ねるワンダ。そして遂に真の黒幕が姿を現すのだった。

 

やっぱりアンタでしたか…

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果たしてワンダとヴィジョンを翻弄していた黒幕は、アグネスことアガサ・ハークネスその人だった。生意気な事に、無駄にキャッチーなテーマ曲の専用イントロまで付いている。このドラマの配信当初から、本当のヴィランは何者か?と激論が交わされていたが、多くの意見がメフィストアガサかの二択に絞られていた感じだった。

メフィストはスカーレットウィッチともDr.ストレンジとも関わりが深いヴィランだった為、『ワンダ・ヴィジョン』への登場を相当期待されていた様だが、残念ながら(?)真の黒幕はどうやらアガサらしい。

安らぎを求めていたワンダに対し、都合の良い幻想を押し付けて操っていたとなると、MCUのヴィランの中でも、その悪趣味さは中々の物。ついでに劇中でスパーキー殺害を明言した為か、早速怒りに満ちた駄コラが大量に投下されている。

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残るエピソードは、いずれも1時間ほどの拡大版を予定。今回、遂に鼻を明かしたとワンダ、モニカらの対決が早くも見物である。

*1:カラーコンタクトのせいで目でも傷めたのか、テヨナさんの眼がめっちゃ充血してしまってる。