初回は1時間強の拡大版!
オススメ強度:★★★★★
というワケで、いよいよ『マンダロリアン』シーズン2がここ日本でも配信開始!
S2EP1は一時間の拡大版で、辺境の星に棲む住民たちと腕の立つ新参者の登場、主人公ディンの変化、そして最後にトンデモ過ぎるカメオもあってグイグイ惹き込まれる。
The Mandalorian | Season 2 Official Trailer | Disney+
前シーズンのクライマックスにて大きな犠牲を伴いながらも、帝国の残党をなんとか振り切ったマンダロリアンのディンとフォース感応者の孤児。
氏族の教えに則って、孤児を仲間の許へ届ける為にディンは生き残っているマンダロリアンと協力しようとする。刃傷沙汰の末に情報を得たディン。
生き残ったマンダロリアンはタトゥウィーンにいる!
半信半疑ながら、ディンは再びタトゥウィーンに向けて舵を取るのだった。
初回からまたしてもマカロニっぽい、西部劇っぽい雰囲気でたまんない。序盤の乱闘はさながら西部劇の酒場、タスケンとの手話とか共闘の場面はネイティブアメリカンとのそれを彷彿させ、新顔のコブ・ヴァンス(ティモシー・オリファント)も若い頃のフランコ・ネロを思い出させる。
新参者ながら切れ者のコブにも注目。モス=ペルゴの酒場で店主に「自分の目で確かめな?」とディンが促された後、戸口で静かに佇む姿にとにかくシビレた。またタトゥウィーンに住んでるにも関わらず(暴言)、竹を割ったようなコブのさっぱりした性分もかなり好印象で、いきなりファンになってしまった。シーズン中に彼の活躍をまた拝んでみたい。
自分は映画版とアニメしか目を通してなかった為分からなかったんだが、このコブという男、実はもう五年も前に小説版『アフターマス』に登場していたガンマン。小説の中では特徴的な装甲服でタトゥウィーンのゴロツキを始末していたらしいが、このS2の第一話でそのアーマーが誰の物で、コブがどう手に入れたのか補完された形になる。
また普段は残忍とされるタスケンの印象も、シーズン1での描写もあってかなり改まった感じ。様々な場所で言及こそされてはいたクレイトドラゴン+真珠も、今回初めてしっかりと映像化されたような気がする。映画版EP2のジャンゴ、EP6のボバの最期から、SWファンの中でジェットパックがmemeになってしまっているが、ディンとコブの共闘から察するに、ひょっとするとあのジェットパック、用途に反してかなり繊細なのか? そうなればマンダロリアンの無鉄砲さ、肝のデカさには驚かされる。
またとんでもカメオも見逃せない。コアなファンはコブの登場だけでも驚かされた事だろう。
しかし、この第一話のオチには……
さあ!キミも!!Disney+でマンダロリアンを楽しもう!!
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