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【ApexLegends】レイス解説+感想

次元をまたぐ戦闘兵『レイス』

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ApexLegendsキャラクター解説、後半戦の第6弾はレイス。

TF世界における再生治療の失敗か、あるいは何らかの人体実験の弊害で心神喪失となったらしく、要塞化されたIMCの精神病院で軟禁される事に。その後、正体不明の囁きと折り合いを付けると、多次元に接触出来る自身の能力を駆使して脱走。以降は自身のルーツを探るべく、情報調達+ついでに賞金目当てで"ApexLegends"に絶賛参加中。

次元をまたぐ戦闘兵『レイス』の画像

コイツはTITANFALLで言う所の『フェイズシフト』。実の所、TFのオンライン対戦に置いてそこそこ悪名高いアビリティだった。と言うのも、一瞬の撃ち合いで勝負が決するシューターゲーム界隈に、突如現れたこの『フェイズシフト』の効果はなんと無敵!

RespawnEntertainmentのシューターに対するハードルを下げようとする姿勢には頭が上がらない。が、コレはいくらなんでも…という声もそこそこあった。まぁ、自機として遊ぶ分にはフェイズシフト兵も、このレイスも中々楽しいんですけどね。逆に敵側だとニガテ意識しか無いんだが…

TF2と比べ、フェイズシフトそれ自体の性能を少し落とし、更に他のアビリティをプラスαしたような性能で、有能なパッシブスキルのおかげもあってか単純な索敵は勿論の事、裏取りや強襲、逆境からのカウンターも得意なロール。一方、Ultの使い勝手にやや難がある為、ひとつの隙で戦況が優勢にも劣勢にも傾く不安定さも内包している。 

しょーもない余談だが、猫背を通り越して最早『く』の字型になっちゃってるNARUTO走り、そのフォームのおかげか絶妙に小さいヒットボックス判定、昔ハゲてて今ふさふさ、TITANFALLのスピンオフと銘打っておきながら驚愕の"SFくのいち"というジョブ、あれ?キミ、Over Watchとかワンパンマンに出て無かった?等々…Apexの看板娘にも関わらず、meme方面でもネタが尽きない為か国内外でイジられまくってる不憫なコでもある。

◎パッシブスキル:虚空からの声

周囲の敵兵に注意!の画像

敵がADSで自機レイスを狙った際、囁きが警告を授ける。警告を受け取った時、レイスがチームメンバーに『狙われている!』の固有メッセージを送信可。

落下地点が近く、敵チームとの至近距離で突発的な遭遇が多い序盤だとやや腐りがちだが、生存者が目減りし、リング閉鎖に合わせて移動を強いられる終盤戦において頼りがいのあるパッシブ。 このスキル自体はブラッドハウンドと比べ受動的だが、コレひとつだけでとりあえず敵がエリアにいる事が明確に判るメリットもあり、レイスにとってもチームにとっても生命線となる。

一方で、敵側がレイスを確認して攻め手を変えて来る事も考えられる。レイスをピックしてパッシブスキルの発動を確認したら、周りの索敵を忘れず、敵チームに後手へ追いやられないよう迎撃の準備を整えたい所。

◎戦術アビリティ:虚空へ

無敵の脅威の画像

クールタイム:25秒

Ult中に併用可。移動速度が若干向上する。効果は原典の『フェイズシフト』そのまま。ネガ反転したみたいな白黒の並行次元に突入し、無敵状態を3秒間維持出来る。敵の単純な銃撃や近接攻撃は勿論、閉鎖したリング内やサーマイトグレのスリップダメージすら無効! 

しかしTF2と違い、左手のデバイスを握り締めて無敵になるまでワンテンポ遅れる為、戦闘中はあんまり欲張らず起動出来るタイミングを見極めよう。それとネガの並行次元内では自機レイス以外のキャラクターが表示されず、移動以外で攻撃や回復といったアクションも不可。これもTFと同じ。

敵側で見るとシフト中のレイスは青白い光の帯となり、無敵が切れる直前バリバリ稲妻が走る。無敵のレイスを追いかける際は、を見逃さないようにしたい。

余談ながら、レイス同士が同時に無敵になるとネガ世界でお互いの姿を確認出来る。TF2では、フェイズシフト自体が見にくかったのでこの仕様をレーダー代わりに、フェイズシフト兵をフェイズシフト兵で追いかける戦法が大変有効だった。しかし、バトロワゲーでこの仕様は余ほどの近距離か、視界の広い場所でタイミングが合った時でなければお目に掛かれない事もあり、戦略としては使うには現実的では無いかも…

◎Ult:ディメンションリフト

断じてシンメトラにあらず…の画像

A地点とB地点を繋ぐポータルを開く。移動性能向上効果アリ。上記の通り、アビリティ『虚空へ』を重ねて使用出来るが速度自体は一定。Ultを発動してルートを設定してる間、レイス側で取れるアクションは移動のみ。それとジップライン使用不可!!開始地点Aから100%の距離制限が減って行き、再度ボタンを押すか0%になった瞬間、ポータルが設置される。

ポータル間の移動はレイスの足取りをそのままトレースするので、設置場所を日和ってグルグル回ったりしてるとポータル通過時、同じようにグルグル旋回しながらゴールに向かう事となる。

ポータルは地面、空中かかわらず基本どこでも設置出来るが、パスファインダーやオクタンのUltの兼ね合いもあり、パッチで微妙に修正が入っている。ポータルに入った場合、A⇔B間の移動はほぼ一瞬で完了し、尚且つ無敵。ポータルは味方は勿論、敵であっても利用可能。

レイスのUltが微妙に活かし辛い理由は、

①.出口側の状況が一目でハッキリしない事

②.敵味方どちらもポータルを使えてしまう事

この二点だろう。

逆に上記の二点を利用し、敵チームを手籠めにする事も一応は可能。だいぶ前のOWでシンメトラ選んだ挙句、Ultで味方メンバーに嫌がらせして、パーティから弾き出された諸兄ならばきっと応用出来よう(白目)


Symmetroll

同じ事をApexでやろうとしても場所的に限りがあるので狙ってやれるもんでも無いが…

レイスを使い始めてまだ日が浅い場合はUltを戦闘中無理にねじ込まず、非戦闘時に味方を牽引する移動用として使った方が無難だろう。

総評+武装考察

全体的な評価:初心者向け

 

パッシブスキル発動時に敵が離れている場合もそこそこなので中距離武器×2か、あるいは思い切ってプライマリ近距離+セカンダリ遠距離の武装設定が好ましい。

地味ながらパッシブの恩恵がかなり大きく、ルーキーでも生存率を高める事が出来る点は魅力。囁きが発生したら都度、味方とも共有して敵チームの奇襲を制したい所。

今後クールタイムが延長される可能性もあるものの、現状25秒スパンで無敵状態となれるアドバンテージも頼もしい。ただ、前述した通り、少し使い勝手に難があるのでレイスをピックする時は『虚空へ』発動までの時間を考慮し、ドジを踏まないようにしたい。

Ultも慣れない内や完全野良試合では移動用、あるいは退避用と割り切った方がいっそ安定する。プロプレイヤーがUltを使って敵チームに肉迫する場面は、迫力満点で自分で出来たら感嘆モノだが、実際やるとなると相当なアドリブ能力が必要だからだ。高望みは事故のモト。あまり調子付かず、周りと味方の状況に合わせてポータルを繋ぎたい。

ルーキーに優しく、エリートの臨機応変な動きにも応えてくれるバリバリシビれる忍びのお姉さん…なんだが、その性能ゆえかnoobに引っ張りだこらしく、嫌な印象を持ってるプレイヤーも多いとかなんとか…

ApexLegendsの不幸属性看板娘レイスの明日はどっちだ!

 

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