血を吸う大地ッ!!

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SFシューター個人的ベスト!オン閉鎖が地味に悲しい…「レジスタンス2」!!

基本情報

タイトル:レジスタンス2

原題:RESISTANCE2

ジャンル:人類滅亡阻止の為、イカれた銃でドンパチするFPS型SFシューター

開発:インソムニアックゲームズ 

発売日:2008年

 CERO判定:D

ゲームモード:ソロキャンペーン搭載、オンラインモードはサービス停止

 

 ↑純正日本語版。表現の規制あり。

 ↑海外版ですが、PS3の言語が日本語設定なら日本語音声&字幕で楽しめます。

敵の出血が激しくなってる他、一部にグロテスクな表現あり。

あらすじ

1949年、ロシアから始まった新種ウィルス「キメラ」による侵攻。

キメラ軍はやがて欧州全体を席巻。英国にもその毒牙が迫っていた。

ネイサン・ヘイル軍曹は、1万2000の兵からなるアメリカ軍の

イギリス上陸作戦「エイブラハム」へ参加。

ネイサンの尽力でキメラ進軍はどうにか挫くが、米軍は壊滅する結果となった。

 

程無くしてリチャード・ブレイク少佐の部隊により、ネイサンは回収された。

少佐「マリコフが君を調べるから、それから仲間に合流してくれ」

ネイサン「…仲間?」

少佐「センチネルだ」

 

実はイギリス上陸作戦において唯一人の生き残りだったネイサン。

軍曹から中尉へ階級特進し、新たな部隊「センチネルフォース」の指揮官となった

ネイサンは、遂に米国へ渡ったキメラ軍と対峙する事になる。

常に劣勢、常に逆境。

何とか押し返しても、再び数で叩き潰しに掛かるキメラの総攻撃の前に

少数精鋭の強化戦士部隊「センチネル」が反撃を試みる。


RESISTANCE 2 Special Trailer 日本語版

レビュー

オススメ強度:★★★★

ストーリーは終始シリアス一辺倒な内容。

特にエンディングは、初見だとかなり胸糞悪いです。

絶望的なほど大量に押し寄せる敵を迎撃するジリジリした緊張感が楽しめます。

自機がやや貧弱で、油断するとすぐ死んでしまう点はややストレスですね。

 

もうすぐ発売から十年近く経ち、当時は綺麗だったグラフィックも

今では流石に見劣りしますが、それでもお気に入りなFPSです。

特に2は、シリーズでも断トツで好き。

しっかし、ウチのネイサンはいつになったら「中尉」になれるのやら…

 

正直「KILL-ZONE2」買ってガッカリした後だった事もあり、

序盤から大量のプラズマが煌めく、ド派手な戦場に「コレコレ!!コレですよ!」と

大興奮した覚えがあります。

海底基地セルパ3からの脱出で、やっとこさ港まで撤退したと思ったら

画面を埋め尽くすブルズアイのオレンジ弾幕に「わぁ…綺麗…」と

絶望を通り越して見惚れてしまうのは一種の通過儀礼ですね。

 

通常のFPSと違うのは、敵側がとにかく物量と弾幕重視という点。

キメラハイブリッド戦は、上記の通り花火を至近距離で着火したかのような有様。

グリムが大量発生する面に至ってはテンパってAIMどころじゃないです(汗)

コチラもとにかく撃ち続けて応戦する以外ありません。

弾薬が尽きるか、敵が全滅するのが先かという独特のプレッシャーがあります。

 

またひたすた孤軍奮闘だった無印時代と違い、

仲間と共闘する場面も増え、その仲間達も優秀且つ個性的であり

逆境続きの対キメラ戦線を支えてくれます。

 

そしてレジスタンスシリーズにおける、唯一無二の要素となっているのが

バラエティ豊かな銃器類です!!

個性が強過ぎる銃火器の紹介

メインとサブ、二つのモードを切り替えて闘い抜くという

かなりユニークなレジスタンスの兵士たち。

ここでは登場する銃火器類のメイン射撃とサブ機能を一挙紹介。

ブルズアイ

ホーソーン二等兵標準装備。

三本のアンテナ?らしき部品が絶えず動いてるベーシックなプラズマライフル。

戦線を弾幕で維持する近距離向け。劇中、嫌になるほどコレを浴びるハメに。

発射レートはかなりの速さ。

一見すると射撃精度が不安定そうだが、集弾性はそこそこ。

サブ射撃で敵にマーカーを付けると、弾道が曲がりプラズマが敵を追尾する。

火力を上げソーダ味にした発展型のブルズアイMark-Xもある。

難易度を上げると敵が全員Mark-X持ちになる。

オーガー

生体走査スキャン機能を搭載。

蛍光グリーンで敵の位置を把握可能。壁の向こうの敵もこれで筒抜け。

サブ射撃で敵のあらゆる銃撃を無効化するパルスシールドを展開可能。

上記だけでもチートなのに、メイン射撃のプラズマ弾は

どんな障害物も無視出来る貫通キルを実現。

敵側に複数のオーガー持ちが居ると冗談抜きで死闘になる。

.44HEマグナム

大型リボルバー銃。

ただでさえ強力な大口径マグナム弾の弾頭に小型爆弾を搭載。

グリップのボタンを押しこむ事で起爆。

コレを利用して地面に撃ち込む⇒キメラを誘導⇒起爆といった形で

C4爆弾のようにも使える変わり種。

L23ファーアイ

ロングバレルの長距離狙撃銃。

サブでアドレナリンを投与する事により

視界が暗く変色し、時間が緩やかになる。

通常でもそこそこな性能だけど、サブの効果が凄まじく

コレ一丁で戦局がかなり様変わりする。

レイス

カペリの標準装備。皆大好きガトリング砲。

射撃まで時間が掛かるが、申し分無い性能で扱いやすい。

ガトリング砲を運用する際の欠点として

射手が無防備になる事が挙げられるが、オーガーの設計思想を応用し

エネルギーシールドを展開する事で克服している。

ただし、敵の弾幕がキツいとシールドが即蒸発してしまう点が玉に瑕。

マークスマンライフル

ワーナー軍曹標準装備。

近~中距離向きな3点バーストのスコープ装備ロングライフル。

バースト点射は超高レート。その分、反動がややキツいか。

サブで周囲の敵に自動で放電するブーメランを射出。

小型の雑魚が大量に湧くステで重宝する。

 LAARK

皆大好きロケット&ミサイルランチャー。

メインはロケットを撃ち出す無反動砲。

サブでマイクロミサイルを大量に展開。

上空に撃ち上げればまんま花火。

MP47-パルスキャノン

原料核の大型レーザー砲。

撃つまでのチャージが溜まらず焦る。特にボス戦。

サブの衝撃波で周囲を鎮圧しつつ

メインの極太レーザーで敵を殲滅する。

敵が点ほどに小さくてもしっかり届き、トドメを刺せるほどの有効射程を誇る。

でもフューリーは倒せない。

ロスモア

マリコフ博士の標準装備。

バレルが上下二連の散弾銃。近距離で絶大な威力を誇る。

サブでラピッドファイア可能。

グリムを殺す為の兵器。

↓↓↓以下はいらない子となります↓↓↓

V7スプライサー

丸鋸を高速で撃ち出すという機構は中々ロマン溢れるが、

性能はてんで駄目な産廃のいらない子。

メインで丸鋸をあっちこっち兆弾させ周囲を斬り裂き、

サブで丸鋸を高速回転させ射出させるのだが、

前者は火力がほぼ皆無、後者は時間掛かってばっかという冷遇ぶり。

M5A2カービンライフル

ブレイク少佐標準装備。

実弾兵装。メインで銃撃しサブでグレネード射出。

レートは標準。精度もそこそこ。火力はやや低め。

ベーシックだが突出した長所も無い事もあり、

だいたい道端に捨てられ上位武器に出番を盗られる。

今は無きオンラインモードに想いを馳せる

上記に書いた通り現在オンラインサービスは閉鎖されています。

しかし当時としては8人co-opで協力ミッション、60人同士で対戦など

斬新でステージ構成も面白く、ハマりました。

 

対戦では巨大な扇風機でもって上空に飛び上がるなど

現行FPSの複雑な三次元挙動を予見するようなギミックもありましたね。

 

また別働部隊「スペクター」の活躍となるオンラインco-op。

次々とターゲットが変更となる為、MAPをとにかく移動しまくります。

この協力co-opモードにしか出現しない敵もいる為、

視覚的にもバラエティに富み、飽きませんでした。

衛生兵で、後方からひたすら味方の体力回復してた想い出…

 

いざ閉鎖が決まるとグリッチャーが大量にいる悪質な部屋が多かったですね(汗)

まとめ

映画「フィフス・エレメント」を観た時、ゲイリー・オールドマン演じるゾーグが、

ジャパネットたかたよろしく営業トークをマンガロワンに振りまいて

なんでもかんでもこなせる珍武器zf-1を紹介する場面ばっか印象に残ってました。

 

「こんな珍兵器を振り回せるSFチックなゲーム、無いもんかなぁ?」

という欲求をレジスタンス2は少なからず満たしてくれます。

扱える銃器は少ないですが、ギミックがどれも奇抜でユニークです。

 

「あぁバイオハザードの発生した地球で異星人を狩りつつ

巨大な殺戮ロボットとか、生まれたてのクリーチャーとか

トンチキな銃器で一掃してやりてぇな~」と悶々としているそこの貴方!

少し古いですが、レジスタンス2はいかが?